J3第16節 松本山雅FC – カターレ富山[プレビュー] / 前半戦の山場やちゃ!

前節は福島ユナイテッド相手に1-1で引き分けてよぉ、連勝が6でストップしたカターレはよぉ、アウェーのサンプロアルウィンで、現在3位の松本山雅FCとの対戦やちゃね。8年ぶりの対戦となるちゃ。

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J3歴代屈指の規模を誇る山雅

昨シーズンはよぉ、J2で最下位になって、まさかのJ3降格に陥ってしまった松本山雅と今季は対戦ながいちゃ。J1昇格は2回でよぉ、集客もJ2では屈指の動員力を誇るチームやったがいど、反町康治監督の長期政権が終了したらよぉ、一気に雲行きが怪しくなってきたがやね。2020年は布啓一郎(現VONDS市原監督)を招聘したがやけど、序盤から低迷して、結局は途中解任。そんで柴田峡(現ラインメール青森監督)が就任して若干持ち直したがいど、結局は13位で終了ながいちゃね。

そんで昨シーズンは柴田峡がそのまま率いとったがいど、これまた序盤から苦戦を強いられて、6月には途中解任。そんで元日本代表で、ジュビロ磐田の監督を務めとった名波浩が就任したがいど、チームは持ち直すことなく、結局は22位の最下位でまさかの降格になってしまったがいちゃね。シーズン通してわずか7勝、失点数は71を超えるほどで、本当に難しいシーズンを送っていたのがよく分かるちゃ。

降格したということで、今季巻き返しを図る山雅やけど、やはり20億程度の予算規模を誇るだけによぉ、J3では屈指の戦力を誇るちゃね。主力選手はMF河合秀人、FW鈴木国友、FW阪野豊史がそれぞれ移籍していったがいど、それ以外の選手は殆どが残留したがで、根本的には昨シーズンの戦力をベースとしながら戦っていくという感じやちゃね。

主な新戦力は、山形からGKビクトル、千葉を退団した元日本代表DF安田理大、岡山からMFパウリーニョが復帰、そんで金沢や山口で期限付き移籍を繰り返してた小松蓮が復帰しとるがやね。むしろ昨シーズンよりも戦力が充実しているとも言えるやろう。

フォーメーション

そんでフォーメーションやちゃね。

八戸戦のメンバーはこんな感じやちゃ。今シーズンは[3-4-3]をベースとして戦うちゃ。

山雅といえば、反町監督時代の固い守備とロングボール戦術が特徴的やったがいど、今シーズンの戦い方を見ていると、積極的にハイプレスを行い、ボールも繋いでいくサッカーを展開しとんがやね。名波浩監督らしいチームの色がよぉ、今季は浸透させていく狙いがあるかと感じられるちゃ。

開幕直後はよぉ、高卒2年目の横山歩夢がゴール量産したこともあって、開幕は上々のスタートを切っていたがいど、5月は1勝、6月は2勝1分1敗と若干失速気味になってきとるちゃね。序盤戦は相模原に4-1、岐阜に3-1とゴールを量産する傾向にあったがいど、守備面ではまだまだ課題があって、2点を奪っても、勝利に繋がらなかったりして、ややジレンマを感じさせられるチーム状況とも言えるやろう。

そんでも得点力は強力でよぉ、セカンドトップの横山歩夢が7得点、左ウイングバックと外山凌が5得点、センターフォワードの小松蓮が4得点と、かなりの得点力があるチームには違いないちゃ。

2列目、3列目からの侵入に要注意やちゃ

攻撃を分析したらこんな感じになってくるかのう?

攻撃に関しては、割とこんな感じになるかのう?

このチームは[3-4-3]をベースとしているチームやけど、試合中に可変しながら戦っていくチームながいちゃね。ただ、根本的にはスピードスターの横山歩夢に、大外から侵入していく外山凌にゴールを奪わせていこうとするのが、主な狙いとして考えられるやろう。そんで最前線におる小松蓮はポストプレーやサイドに流れたりして、守備時にはファーストディフェンスに加わっていくがやから、かなり泥臭いがやけど、チーム全体を上手く躍動させる役割を担っているがで、なかなか厄介な選手やのう。

選手の特性を見ている感じやと、サイドからゲームを組み立てていくプレースタイルである、前貴之が右サイドにおって、元々アタッカーである外山凌が左におるということで、根本的には「右でゲームを作って左で刺す」という言葉が合っているとも言えるやろう。CFが泥臭い仕事をしとって、サイドが侵入していく形ちゃ、システムこそは違うがいど、ザックジャパンに近いものはあるかもしれんちゃね。

バイタルが空きやすい守備は狙い目か?

守備に関しても触れていくちゃ。

守備の特徴やけど、やはり多くの3バックのチーム同様に、ウイングバックが下がりきって、5バックを形成する守備を敷いているちゃね。守備の構造としては、最終ラインが5枚、その前列が4枚という形を取ってよぉ、跳ね返したボールを1トップの小松蓮が拾っていく…という形になるやろう。

ただ、シャドーの選手はプレスに参加していくということもあるしよぉ、得点源の横山歩夢がカウンターの起点となるだけに、あまりこの形にはなりたくない節があるちゃ。中途半端な形になって、セントラルハーフの2枚(特にパウリーニョ)をサイドに引きずり出したときには、バイタルが空いて、ミドルを決められる…というのは見られるちゃ。

こういう状況を考慮したらよぉ、山雅の守備の狙い目としては、バイタルが空きやすいところを狙い目となっていくやろう。守備面に関しては、まだまだ脇の甘いところがあるみたいながでよぉ、カターレとしては上手く狙っていきたいところやちゃね。

山雅がポゼッション、カターレがカウンターの形か?

プレビューとして考えられることはよぉ、やはり山雅がボールを持つ時間がかなり長くなっていくことは想定できるやろう。ここ数試合のカターレとしては、ボールポゼッションなど全く興味がないくらいのスタッツやし、徹底的にゼロに押さえていくサッカーをしていっとるがで、ずーっと山雅が持っている…というのは考えられるちゃね。

そうなってくるとカターレとしては、セカンドトップに通していこうとする縦パスを上手くインターセプトしたり、最終ラインからサイドへ蹴っていくミドルパスに関しても、姫野宥弥やアルトゥール・シルバなどで上手く引っ掛けていってよぉ、効率よくカウンターを狙っていきたいところやろう。

なんのせカターレとしても山雅としてもよぉ、この試合は今後を占う上では大きな試合になってくるやろう。

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